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【KiCad】ネットリストを出力する方法(KiCad 7の場合)

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KiCad 7でネットリストを出力するには?

この記事では、KiCad でネットリストを出力する方法を紹介します。

KiCad 5.xでは、Eeschema で回路図を作成してからネットリストを出力し、Pcbnew でそのネットリストを読み込んで基板に反映していました。KiCad 6.xからは、わざわざネットリストを出力することなく、PCB エディター側で回路図エディターの情報を直接読み込んで反映できるようになりました。

ここでは KiCad 7.xを使ってネットリストを出力していますが、基本的に KiCad 6も同じ手順で出力することができます。

ネットリストを出力したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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これからプリント基板設計を始めたい人にオススメしたい1冊。KiCad(バージョン5)を使って、回路図を描く方法を解説されています。基板設計の基本的な考え方や発注前の確認ポイントなどを学習することができる書籍となります。

ネットリストとは?

ネットリストは、回路図の接続情報を記述したテキストファイル(拡張子は .net)です。回路設計のシミュレーションや PCB レイアウトによる基板設計で使用します。

ネットリストのファイルに含まれる情報は次の2つになります。

  • シンボルのリスト
  • シンボル間の接続(ネット)一覧

KiCad 以外のアプリケーションへインポートできるように、様々なフォーマットで出力することができます。

出力できるネットリストの種類は以下の4つになります。

  • KiCad フォーマット(拡張子:*.net)
    KiCad で使用できるネットリストを出力します。KiCad 6.x や KiCad7.x はPCB エディター側で回路図の情報を読み込めるようになったので、ネットリストを出力する機会は減りました。
  • OrcadPCB2 フォーマット(拡張子:*.net)
    Cadence OrCadで使用できるネットリストを出力します。拡張子は KiCad と同じですが、フォーマットは異なります。
  • CadStar フォーマット(拡張子:*.frp)
    図研 CadStarで使用できるネットリストを出力します。
  • Spice フォーマット(拡張子:*.cir)
    LTspice などの SPICE シミュレーションで使用できるネットリストを出力します。回路図にシミュレーション用の電源電圧を加えて設定しておく必要があります。

ネットリストを出力する前に回路図エディターで回路図を作成して、アノテーションを行っておく必要があります。

ネットリストを出力する方法

KiCad 7で電源とLED、抵抗でシンプルな回路図を作成しました。この回路図のネットリストを出力します。

STEP
ネットリストを選択する

回路図エディターのファイルバーから [ファイル(F)] -> [エクスポート] -> [ネットリスト] の順に選択をします。


STEP
ネットリストを出力する

表示された画面の KiCad タブを選択し、画面右下の [ネットリストをエクスポート] ボタンをクリックします。


STEP
ファイルの保存先を指定する

ネットリストのファイルを保存するフォルダを選択します。(プロジェクトフォルダ以外のフォルダも保存先として指定できます。)

[保存]ボタンをクリックすると、そのフォルダにファイルが保存されます。


STEP
ファイルを確認する

KiCad から出力されたネットリストのファイルを確認します。

ファイルを開くと、シンボルのリストやシンボル間の接続情報が記載されています。


まとめ

この記事では、KiCad でネットリストを出力する方法を紹介しました。

他のソフトウェアで基板設計する場合や回路のシミュレーションをする場合はネットリストが必要ですので、この記事の手順で回路図のネットリストを出力してみて下さい。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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