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Gitをインストールする手順を紹介(Windows)

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プロジェクト管理に困った経験はありませんか?

複数人での作業が混乱してしまったり、過去の作業履歴が追えず困ったりしたことがあるかもしれません。そんな悩みを解消するために生まれたのが「Git」です。

Git は分散型のバージョン管理システムで、プログラムのコードやドキュメントの変更履歴を記録し、過去のバージョンに簡単に戻すことができるため、開発作業を効率することができます。

GitHub と組み合わせることで、より効率的なプロジェクト管理を実現することが可能になります。個人プロジェクトから大規模なチーム開発まで、さまざまな場面で活用されるツールです。

この記事では、Windows 環境化で Git をインストールする方法を初心者向けにわかりやすく解説します。開発経験がない方でも安心して進められるよう、丁寧に手順を説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

Gitをインストールする手順

それではお使いの PC に Git をインストールする手順を紹介します。

Git は活発に開発が進められており、新機能や改善点が定期的にリリースされます。この記事では最新バージョンである2.47.1をインストールします。(2024年12月時点)

ダウンロード

Git 公式サイト (https://git-scm.com/) にアクセスして、[Downloads]ボタンをクリックします。

お使いの PC の OS に合わせてボタンをクリックします。ここでは Windows を選択して先に進みます。

[Click here to downloads]ボタンをクリックして、最新バージョンのインストーラーをダウンロードします。

インストール

ダウンロードしたインストーラーを起動して、以下の手順でインストールをします。

STEP
インストーラーの起動

お使いの PC のダウンロードフォルダにダウンロードされた「Git-2.47.1-64-bit.exe」をダブルクリックして起動します。

STEP
ライセンス規約の確認

[Next]ボタンをクリックします。

STEP
インストール先のフォルダ選択

特に指定がなければ、デフォルトのままで[Next]ボタンをクリックします。

STEP
コンポーネンツの選択

ここも特に指定がなければ、デフォルトのままで[Next]ボタンをクリックします。

STEP
スタートメニューフォルダの選択

ここも特に指定がなければ、デフォルトのままで[Next]ボタンをクリックします。

作成しない場合は画面左下の「Don’t create a Start Menu folder」にチェックします。

STEP
エディタの選択

Git 関連のファイルを開く時に使用するエディタを設定して、[Next]ボタンをクリックします。ここでは普段よく使用する Visual Studio Code をデフォルトのエディタとして選択しました。

STEP
新規リポジトリで作成される初期ブランチの名前

新規リポジトリを作成した時、ブランチの名前を自動で決める場合は[Let Git decide]を選択します。自分で名前を決める場合は[Override the default branch name for new repositories]を選択します。どちらかを選択して[Next]ボタンをクリックします。

  • Let Git decide
    ブランチ名は「master」固定
  • Override the default branch name for new repositories
    任意のブランチ名を設定可能。推奨のブランチ名は「main」。
STEP
環境変数設定

[Git from the command line and also from 3rd-party software]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

※Gitに関する便利なサードパーティ製のアプリが多数存在していて活用する機会が多いため。

STEP
SSH実行利用の選択

[Use bundled OpenSSL]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

STEP
HTTPS通信時に利用するSSL/TLSライブラリ選択

[Use the OpenSSL library]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

※特定のルート証明書を使うとき以外は[Use the OpenSSL library]を選択します。

STEP
テキストファイルの改行コード設定

[Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

※改行コードをコミット時にCRLF -> LF、チェックアウト時にLF -> CRLFに変換する。Windows推奨のスタイルなので、OS が Windows なら[Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings]を選択します。

STEP
Git Bashを動かすエミュレーターの選択

[Use MinTTY (the default terminal of MSYS2]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

STEP
プルコマンドの設定

[Default (fast-forward or merge)]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

STEP
資格情報のヘルパーの選択

[Git Credential Manager]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

STEP
その他の設定

[Enable file system caching]と[Enable symbolic links]を選択して、「Install」をクリックしてください。

STEP
インストール完了

インストールが完了したら下図の画面が表示されます。

動作確認

Git のインストールが完了すると、Windows で Git を操作するためのアプリ「Git Bash」 が一緒にインストールされます。このアプリを使って Git を操作します。

アプリ一覧から Git Bush を選択して起動します。

Git のバージョンを確認するコマンドを実行してみましょう。

git --version

Enterキーを押すと、インストールした Git のバージョン名が表示されます。

おまけ

Git Bush 上で右クリックすると、メニューが開きます。メニューの一番下にある[Options]を選択します。

このオプション画面で様々なカスタマイズを行うことができます。自分の好みに合わせてカスタマイズすれば、Git を操作する際の効率が上がると思います。

カスタマイズできる項目は以下の7つです。

  • Looks
    外観に関するカスタマイズができます。
  • Text
    コンソールの文字に関するカスタマイズができます。フォントやサイズを設定できます。
  • Keys
    ショートカットキーのカスタマイズができます。
  • Mouse
    マウス操作のカスタマイズができます。
  • Selection
    選択の機能のカスタマイズができます。マウスで選択したときにコピーをするかどうか、コピーしたテキストの余白を除去するかどうかなどを設定できます。
  • Windows
    ウィンドウのカスタマイズができます。ウィンドウのサイズや実行したコマンドの履歴をどれぐらいの数残すかなどを設定できます。
  • Terminal
    ターミナルのカスタマイズができます。

まとめ

この記事では、Windows の環境に Git をインストールする方法を紹介しました。

Git は初めての方にも使いやすいツールで、慣れると開発の効率が格段に向上します。

この記事を参考に、ぜひ Git を活用した開発を始めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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